みなさま、いつも大変お世話になっております。
前回の会社ブログを書いてから、もう9ヶ月が経過してしまいました(猛省)
おかげさまで、株式会社Kiss and Cryは、無事に第4期を終えることができました。
今日から第5期となります。
■近況報告
当初の想定では、「仕事量自体は少し調整して、一つひとつに丁寧に向き合いたい」というイメージでしたが、おかげさまで結局バタバタしております(笑)
まあ、仕方ないと思うのです。
この世界には素晴らしい人物やプロジェクトがたくさんあって、私はそういうものを見たらワクワク・ドキドキして、「自分も関わりたい!」と思ってしまう人間なのです。
■新たな変化
最近の大きな変化としては、広報PR業務をメインにしつつ、PM、事業推進者として期待されることが多くなったし、自分自身もそれが大好きだということです。
元々、私がPR業を始めたのは「素晴らしいもの・サービス・人なのに知られていないのはもったいない! サポートしたい! まずは知ってもらわなきゃ!」と思ったからです。PRが好きというのもありますが、根幹には「自分がこの人と思った人物・プロジェクトをサポートしたい」という想いから成っています。
そして、いざPR業をやってみると、同業者のみなさんはわかると思いますが、仕事内容が本当に全方位で、「プレスリリースを出して世の中に伝える」の手前に、たくさんの要素があります。それらを丁寧に整えて、実現に向けて推進していくと、PM力が養われます。
元々の素養として、当事者意識や共感力が高くて、関わったらついつい口出ししたくなる私の性格もあり、現在はPRに関わらずPM的な役割を期待されることが増えています。
■大きな変化
そんな中でも、今期は特に、自分の今後のキャリアを変える出来事がありました。
一つは、以前から広報支援をしていた武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(EMC)の活動にさらにコミットするようになり、アントレプレナーシップ教育の普及に強い関心を持つようになったということです。
昨年の秋に、たまたま広報以外の内部の運営にどっぷり関わるようになるきっかけがあり、そこから、小学生〜大学生まですべての教育課程の学生たちを対象にしたピッチイベント「EMC Pitch」と、アントレプレナーシップを持って活躍する全国の実務家たちを一同に集めた「EMC Conference」の企画・実現にコミットすることになりました。その過程で、EMCの素晴らしさをさらに深く認識して、これを全国に広めるべく、運営にもっと深く関わりたいと思うようになりました。
2023年5月には、武蔵野大学アントレプレナーシップ研究所の客員研究員という肩書も頂戴し、「中の人」としてさらに活動の範囲を広めています。
そこから派生して、EMCの教員陣を中心に創業した株式会社MVPが当時立ち上げ中だったスタートアップスタジオ「Musashino Valley」に株主 兼 Project Managerとして参画するようになりました。
「Musashino Valley」は、
「次のステップ」に踏み出そうとするすべての人を支えるスタートアップスタジオです。「次のステップ」に進むために何を伝えられるかというと、まさにEMCが学生たちに伝えているメソッドです。私が「すごい! これ、世の中に広めたい!」と思ったEMCの素晴らしさを、Musashino Valleyの活動でも広めることができるのです。ものすごくワクワクするし、刺激的な毎日です。
そして、最後にもう一つ、これらから派生して、EMC、そしてMusashino Valleyの魂を作っている
伊藤 羊一さんの活動を更に加速させるために、アシスタント活動も開始しました。
これは、最初にご相談を頂いたときに、光栄すぎて冗談じゃなく震えたのを覚えています。
以前から、羊一さんの広報活動(といっても、羊一さんの場合は私が何かしなくても勝手に取材も講演も出版企画も過密すぎるくらい依頼が来るので、私がするのは
公式サイトを立ち上げたり、掲載前の記事チェックをするなど)を一部お手伝いしていましたが、今年の夏から広報に関係なくアシスタントして関わっています。
私には、ビジネスにおいて、人として、尊敬する諸先輩方がたくさんいます。
その中でも、伊藤羊一さんの存在は群を抜いており、EMCやMusashino Valleyの活動でその思想を深く知るようになってからは、「この人物とその思想を社会に広げることが確実に世界を良くする」と確信しています。
その方のエッセンスを間近で見ることができて、時に指導していただけるというのは、最高に最強なことです。確実に、私の人生はターニングポイントを迎えています。
もちろん、これまでのお客様もみなさま引き続きお付き合い頂いていますし、新規のお客様もたくさんいた1年でした。
というわけで、まとめると
「仕事量自体は少し調整して」なんて年初の思惑が実現するわけもなく、いまこそ書き入れ時か!? という勢いで仕事しております。いや、もはや仕事を仕事とも思っていないですね。「憂鬱でなければ、仕事じゃない」という書籍がありますが、憂鬱なんて何もないです。私には日々エクサイティングしかない(なお、この本は好きです)。
■私の「NEXT」は?
そんなこんなで、新たな局面を切り開いている当社の第4期目でした。
では、次はどこへ向かうのかというと、まあ、私は結局目の前のことをワクワク・ドキドキ一生懸命やることが快感な人間なので、この勢いでひたすら仕事をしていくのだと思います。
ただ、やはり、今はEMCとMusashino Valleyが示す「アントレプレナーシップ」を共に普及していきたいという思いが強いです。元々「アントレプレナーシップ」という言葉を知る前から、私は、
『一人ひとりが自分のことを深く知って、自分の「好き」を尊重し、恐れたり、周囲の目を気にすることなく自由に形にできる社会こそ幸せな社会であり、幸せな人生』と主張してきました。
「アントレプレナーシップ」というのは、まさにそれを実現するために必要不可欠なマインドだと思うのです。
私はとにかく仕事(誰かに期待されて、行動して、役に立つこと)が好きなので、今後も楽しそうな仕事はどんどん引き受けていくと思います。ただ、大きな軸として、「アントレプレナーシップの普及に関わっていく」ということは、自分にとっての大きな軸になっていくことでしょう。
本日は、株式会社Kiss and Cryの第5期、最初の日です。
また1年、できる限りの情熱と速度で、駆け抜けていきます。
今期も何卒よろしくお願いいたします。
株式会社Kiss and Cry
代表取締役 落合 絵美