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Kiss and Cry. 情熱を伝えるメッセンジャー

2018年、PRコンサルタントとしての独立に際して。

· 独立関連

独立のご挨拶。

みなさまには、平素より本当にお世話になっております。

この度、わたくし、落合絵美は、6年間のPRコンサルタントとしての活動を経て、独立することにいたしました。6年間に渡り、私を育ててくれたクライアントのみなさま、メディア関係のみなさま、友人・知人・人生の諸先輩たち、そしてコミュニケーションデザイン・玉木剛代表、私の最高の上司・本多さん、本当にお世話になりました。

なぜこのタイミングで独立だったのか。

色々邪推されるのは嫌なのでここで明言しますが、私はコミュニケーションデザイン社が嫌いで独立をするわけではありません。むしろ、コミュニケーションデザイン社は、PRがなんであるかもわからない私を採用し、一流のPRコンサルタントとして育ててくれました。自由気ままでマイペースな私の個性を尊重し、素晴らしい6年間を与えてくれました。正直言うと、一生この会社で働いていこうと思っていました。

しかし、時代はもう一つの会社で仕事をする時代ではないと、私は思っています。それは私が東日本大震災発災後にNPO団体の活動をプロボノで行う中から思い始め、昨今の日本経済の悪化、働き方の多様化等々、様々な社会背景の中から、確信に変わりました。

様々な会社やプロジェクトに関わり仕事をしていくには、どうしても既存の所属が足かせになります。私自身、社外の活動は比較的自由にやらせていただいてきましたが、やはり、細かいところでどうでもいいストレスを感じることがありました。勤務時間や、SNS上での発言、どうでもよい奇異の目。

そんな中、自分の働き方は自分で設計したいという思いが強まりました。

PRコンサルタントは、仕事を選ぶ責任がある。

もうひとつ、痛感していることがあります。

それは「PRコンサルタントは、仕事を選ぶ責任がある。」ということです。

私たちは、クライアント企業の情報をメディアのみなさまにお伝えし、取材していただくことを生業にしています。もし、私が「本当は全然クールじゃない会社」「お金で雇われているから」という理由でメディアに伝えて、それがトレンドとして報道されたら、どうなるでしょうか。私は、自分がイケてると思っていないことを有名にしてしまうのです。

それって、経済活動としては正しいかもしれませんが、私には全然できません。クライアント企業が私にとって大切な相手であるように、メディア関係者のみなさまも大切な方達です。その方達に思ってもいないことを「超クールなんです!」と伝えて報道される。あげく消費者がそれを見る。

綺麗事かもしれませんが、私にはそれはできない。だから私は仕事を選ぶし、仕事を選ぶからには組織は向かない。

PRコンサルタントは、天職だと思うのです。

私は多分、自己顕示欲が強い方です。そしてそんな私が好きなものやリスペクトしているものを、世界にも伝えたいという思いが強い。そんな私にとって、自分が心から素晴らしいと思っている、良いヒト・モノ・コトを世界に向けて発信するPRコンサルタントという仕事。これは天職だと思うのです。世界に向かって愛を叫ぶ。しかも、自分が愛している人たちと一緒に。たくさんの愛情(Kiss)を、世界に向かって叫ぶ(Cry)。

 

こうして私は、PRコンサルタント・ライターとして独立することに決めました。

今後のお仕事について。

最後に、今後のお仕事についてご案内です。

幸いなことに、CD社から業務委託のご提案をいただきました。つきましては、CD社でお手伝いさせていただいているクライアント様については、これまで通りCD社としてお手伝いさせていただきます。独立に際して、既存のお客様との関係と、後進たちの育成が最も気がかりだった私としては、このCD社からのご提案は、本当にありがたいものでした。クライアントのみなさま、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

その他、すでに複数の企業様からお取引のご連絡をいただきました。私を信頼してくださったみなさま、本当にありがとうございます。新規のお客様については、案件の内容によって、私個人でお引き受けさせていただく場合と、CD社、またはその他私が信頼しております企業様との協業という形でお引き受けさせていただくことになります。ご相談内容によって、最適のご提案をさせていただきます。

また、ライター業も継続して行なっていますので、こちらもご相談くださいませ。

以上、簡単ではありますが、独立に際してのご挨拶とさせていただきます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年12月16日

Kiss and Cry. 代表・落合 絵美