産休のお知らせ
かねてからご報告していた通り、2020年5月より産休に入ります。
6月中旬に、第一子が生まれる予定です。
「子どもが胎内にいる」という実感はあるのですが、「自分が仕事を休む」という実感はまだありません。
本当に、仕事一色の毎日を送ってきました。
働くことは、19の頃から私にとって息をするくらいあたりまえのことでした。
仕事が楽しくて仕方なかったですし、楽しくなくなったら楽しめるように工夫をし、新しいステージに移るときだと感じたら、悩まずに道を選んできました。
特にPRの仕事に出会ってからは「これが天職だ」と実感する毎日を過ごしており、
独立してからその思いは、より深まりました。
独立後にお仕事をさせて頂いたクライアント様は、この2年4ヶ月で30社を超えます。
みなさまが私を育て、メディアの皆さまが私を育て、ここまで来ることができました。
感謝しかありません。
第一線を、一時的でも退くということ
生活のすべてを仕事中心に設計してきました。
転職するたびに会社の近くに引っ越し、家の中は極力余計なことをしなくて良いようにコンパクトにまとめ、寝るためのスペースだけ整えて、あとのことはあまり気にしてきませんでした。
それで全然いいくらい、仕事が好きです。
なので、子どもが生まれる喜びがある一方で、たった数ヶ月でも、自分が第一線を退くという恐怖はあります。
「子どもが人生をより豊かにしてくれる」「より良い感性が身につく」
そうやって励ましてくれる人もいますし、それも事実ですが、それはそれ、これはこれ。
仕事人として、やはり怖いところもあります。
産休期間中のお仕事について
さて、本題です。
既にクライアント様にはご報告済みですが、産休は2020年5月から9月末を予定しています。
ただし、私の体調や子どもの体調・性格などによって若干の変動はあると思います。
また、昨今のコロナウイルスの状況次第でも変わってくるかと思います。
状況を見つつ、8月末か9月辺りに、改めて復帰時期についてはアナウンスさせていただこうと思います。
この期間中、全く仕事をしないかと言うと、いくつかのお客様については5月中旬までオンラインでお仕事をすることになっています。なので、メディアのみなさまは「落合、産休に入るって言ってたけど、まだ連絡あるな…」ということもあるかと思います。
スポットのお仕事をお引き受けします
また、クライアントさま、これまでお取引がなかったお客様に関わらず、体調を見ながらスポットでお仕事をサポートいたします。一例をあげますと、
- プレスリリースの作成・添削
- 報道用資料の作成・添削
- その他社内資料の作成・添削
- 新人広報さんの教育(オンラインのみ)
- 広報戦略のアドバイス・オンライン相談会の実施
- ライティング
などになります。
ご関心がある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
新しい時代の働き方・情報発信のあり方
私は、たまたま「産休」という必然の休みと、コロナによる自粛が重なりました。
これは、一人の妊婦としては不安も多いですが、仕事人としては良かったのではないかな、とも思います。
この、全世界同時多発の未曾有の危機によって、社会は一変するでしょう。
多くの痛みも払いますが、一方で、古い社会が一掃され、新しい価値観が生まれるときだとも思っています。
そしてその先に、人は必ず復興する。
より豊かに、より光に満ちた世界に。
この期間中、部屋の中から、赤子と向き合いながら、
コロナの中での働き方や情報発信のあり方について考えていこうと思います。
この子が生きる世界が、より豊かであるように祈りながら。
産休中も基本的に何かしら仕事していると思います。
なので、何かございましたらお気軽にご連絡ください。
今後とも、Kiss and Cryを、どうぞよろしくお願いいたします。
2020年4月28日
株式会社Kiss and Cry
代表取締役 落合 絵美